だいぶ冷え込んできたなぁ。やっぱりケチらずに宿を取ればよかったかな。持ってきたiPadで、ゆっくり映画でも観ながら眠くなるのを待ちましょう。
それにしても周りに止まってるのは大型トラックばかり。がんばってる運転手さん、
いつもありがとう。
だいぶ冷え込んできたなぁ。やっぱりケチらずに宿を取ればよかったかな。持ってきたiPadで、ゆっくり映画でも観ながら眠くなるのを待ちましょう。
それにしても周りに止まってるのは大型トラックばかり。がんばってる運転手さん、
いつもありがとう。
少し自由な時間が作れたので、放浪してみようと思います。贅沢だとは思いながらも、思いついたらすぐに実行できるって、やっぱりいいねぇ。
気が向いたら、出先でブログ更新してみます。
むかしね。動画編集は大変だったんだよっていうおはなし
前回Macを買ったというところまで話したけど、Windowsは使うのを止めたわけじゃないんだ。(だいぶ嫌気がさしてるけどね)ビデオ編集のほとんどはMacを使ってるけど、DVDやBDへ書き込むときはWindowsの力を借りる。そして、ビデオ編集に限らず、ちょっとした小回りがきくツールはWindowsの方がたくさんそろってるのは間違いない。
さて。
この頃からだろうか。「動画編集」のためと力む必要がなくなったのは。パソコンの性能が十分に上がって、動画の扱いが普通に出来るようになったおかげだね。
イイ時代になったと思う。
この頃から「苦労して…」というより「どうやって楽に編集するか」と「簡単になった分もっと凝ったことができる」という方向になっていったんだよな。余裕が出来てくると、だんだんと欲が出てくる。
パソコンやMacの性能がハイビジョン(フルHD)編集に追いついてきて、1カメのカット編集だけでなく、いろんな応用が出来るようになった。少し苦労を厭わなければ、2台のカメラを使っての編集もこなせる。カメラが増えるとビデオ編集の面白さが大きく広がってきた。
この頃でもさすがにフルHDでの書き出しには多少時間がかかっていたが、それでも風呂に入ってる間に終わるくらいには速くなった。昔のように一晩かかるようなことはもう無い。
ところがそうなると、人間って贅沢になるもんだ。
カメラを増やしだしたんだよ。3台4台と。ビデオカメラだけでは足りなくてスマホやデジイチまで動員して撮りはじめちゃった。ほんの10年前には考えられないことだね。
そしてたくさんのカメラで撮った動画を編集するときは、同時収録の動画をシンクロさせる必要がある。コレがけっこう大変なさぎょうとなった。(大変が好き〜ww)
音の波形を目印に別カメラの動画を合わせるんだけど、初期の頃は手動で合わせるしか方法がなかった。動画を四本も読み込むと、さすがにつらかったなww
さて、この頃から大きく変わって来たのが、完成した動画をどうやってみんなに渡すかってところ。
・2000年頃はビデオテープ。(ダビングが大変なので多量になると業者に頼んだ)
・2010年頃はDVDとBDが主流。(複写はビデオの数倍以上の速さなので自分でチマチマ)
・2015年ごとから増えてきたのがYoutube。(複写時間ゼロww)
特に若い子にはDVDやBDを渡すより、Youtubeで見るためのリンクを送ってあげた方が喜ばれるようになったのよ。(親御さんには、今でも物理メディアが喜ばれます)
ちょっと前までは「ビデオ撮影にはビデオカメラ」が当たり前だったんだけど、オレの中ではこの当たり前が変わって来たんだよ。何で撮るようになったか?
スマホで撮るんだ。と言ってもメインの絵はビデオカメラで撮るが、2台目3台目のカメラはスマホを使う。もっぱらiPhoneを使うことが多いけど、ほんとに侮れない高画質で撮れるんだよ。(ボケ味とかは別の話だよ)
特に拘らなければ、メインカメラもスマホで十分だと思う。(いい撮影用ソフトもあるし)特にオレの場合イベントステージを撮るときはカメラ台数を増やしたい。(いいビデオカメラは高いしなぁ😅)
カメラを増やせるのはもちろん編集ソフトとパソコンの性能のおかげだ。編集ソフトがますます便利で高機能になってきたので、6カメくらいなら編集作業もサクサクこなせる。そして何よりも嬉しいのは、カメラ同士のシンクロをほぼ自動でやってくれるようになったこと。
そしてカメラ毎のシーンの切替はマウスのクリックだけで出来ちゃうのよ。夢みたい。(とは言っても音楽系の動画編集はここからの微調整がちょっと腕の見せ所ではあるww)
それから昔なら諦めるしかなかった、直前のリテイクへの対応。本番上映の直前に会場内で動画の緊急手直しをするなんてことが出来ちゃうんだよ。
これが出来るのもノート型のMacの性能がすさまじく上がったおかげ。ちょっと前の高級デスクトップパソコンの性能を遙かに上回る性能があるんだよ。ビデオの手直し編集が舞台袖で出来ちゃうなんて驚きだよね。「まるで魔法のように…」だ。
これからもパソコンの性能はまだまだ上がって行くだろうから、4Kとか8K、360°カメラ等の動画編集も、もっと楽に簡単に取り扱えるようになると思う。でもちょっと思うんだよ。
最近のスマホは、撮り溜めた写真や動画をイイ感じに繋いでくれる機能があるよね。案外良く出来てる。そしてこの機能にもAIが応用されるのも時間の問題だろう。
ちかごろではインスタやYoutubeでショート動画が大人気だ。あれなんて、まさに動画編集そのものじゃん。なんと手のひらに乗る小さな機械だけで出来る。撮影→編集→公開までが指先ひとつで出来ちゃう時代なんだ。
そして、オレみたいなヤツがお呼びでなくなるのももう時間の問題だろうか…。
でもね、これだけはいつの時代も変わってないと思うのよ。
だからオレも、もう少しのあいだ遊ばせてもらおうと思ってるんだ。よろしくね。
オレの親父が、暗い部屋で8mmフィルムを切ってたあの時から、ほんとに遠くに来たもんだと思う。
今日はちょっと息抜き
動画編集について書いてる途中だけどね、ちょっと息切れしてきたんで、ちょっと別の話で一服させてね。
むかしね、ちょっと年配の人から「パソコンが固まる」って相談されたときのおはなし。
その人いわく「最近、すぐにパソコンが固まるんだ」と。まだ買って一年くらいしかたってないらしい。そして最近は特にひどくなったという。
オレはその時、少し時間があったから診てあげることにした。
診てみると、家庭向けのごく普通のノートパソコンだ。一通りチェックしてみたんだけど、特に動作のおかしいところは見つからない。ハードディスクも不具合なし。ちょっとメモリ不足気味だけど固まるようなことはない。
「いまはちゃんと動いてますね。また固まったときに診ましょう」ということで引き上げようとしたとき。
「あ、やっぱり固まってる!」
え?さっきまでちゃんと動いてたんだぞ…。
マウスを片手にカチカチやってる。
(あぁ、もしかして…)
予想的中。マウスの電池切が切れかかってたのよ。オレがチェックしてるときはタッチパッドを使ってたから気がつかなかった。
このひと、どうやらパソコンを買ってから電池を替えたことがなかったらしい。
マメな人でパソコンをしまうときはマウスのスイッチもちゃんと切ってたらしくて、マウスのスイッチを入れた直後だけギリギリ残ってた電池で動いてたみたいね。
マウスの電池が切れるとマウスポインタが止まっちゃうんで、それを勘違いして「パソコンが固まる」って言ってたわけ。
電池を替えてから後は「固まらなくなった」そうです。
似たケースだけど、無線マウスや無線キーボードの電池が切れて「もう壊れた!!」と言ってくる人も多いよ。無線機器のあるある。
むかしね。動画編集は大変だったんだよっていうおはなし
第三夜
DVテープは、家庭用ビデオでキレイに編集が出来て”キレイに残す”ことが出来るようになったという意味で、オレにとって、デジタルでの動画編集の基礎だったと思うんだ。そして大がかりなビデオ編集機材っをそろえなくても性能のいいパソコンさえ持っていれば、誰でもビデオ編集ができると言う時代をもたらしたのはすごい。(ビデオ業者には痛かったろうなぁ)
ちなみに、そのDVテープが一般化するまでには、変わった家庭用ビデオカメラがたくさん発売されている。動画の記録媒体に8cm CDやハードディスクを使ったものもあったのだ。考えてみれば、CDやハードディスクという精密機器を家庭用ビデオカメラに搭載しようなんて、メーカーの設計者はマジ大変だったろうなと思うわ。
ただ自分としてはそれらに信頼性の問題があったり、編集向けの記録方式とはちょっと違うと思ったんで、面白いと思いながらも、手を出さないままだったんだよね。(ひとつぐらい買っとけば良かったなぁ。)
DVテープ全盛の時代
前にも書いたけど、子どもが小さかった頃をデジタル記録で残せたことは幸いだったな。そのおかげで20年以上経った今でも撮影したときのままのクオリティーで動画が保管されているよ。(定期的に新しい媒体にコピーしているのよ。劣化しない。)
この時代は、ビデオ編集はパソコンを使ってやる作業だということが当たり前になった時代だ。編集作業も「なんとか動く」から「やりたいことが出来る」へと進化発展してきた時期でもあるね。
オレは仕事柄もあってパソコンをグレードアップを頻繁にやっていたけど、編集ソフトの機能アップもあって、ビデオ編集がどんどん快適になっていくんだ。数年前まで一晩がかりで読み込んでいたというのがウソのようになった。パソコンの性能を倍々で上がっていったというのも大きいとおもう。
ただオレは、編集ソフトの信頼性には苦労していて、個人向けの編集ソフトはどのメーカーのものも多少なりと不安定さがみられて、気を遣いながら編集を行うことが多かったなぁ。
ただ、パソコンのOSについては、発売当初頃には「酷評」されていたWindows XPが、時が経つにつれ評価が高まっていき、最終的には十分に成熟した環境を提供できていたのは印象的だったな。
さて、この時期に大きな転換点があった。デジタルハイビジョン(フルHD)
ハイビジョンはずいぶん以前から一部のマニアックな層には大きな反響を得ていたものだが、一般の人にとっては「そんなものもあるよね」「それおいしいの?」という反応だった。なにしろハイビジョン対応TV(液晶もプラズマも)はすっげぇ高かった。それが、地上波アナログ放送の停波が決まって、みんなどんどんハイビジョンTVを買い替えたんだね。
そしてハイビジョンを見た人はみんな思ったはずだ。キレイすぎる!もう戻れねぇ。
で、オレもそうだったけど、もっと衝撃を受けたのは、それまで十分にキレイと思ってたはずのDVテープの画質のひどさだ。ハイビジョンTVの画面にDVテープ(DVD)を写したときのひどさ。このショックと言ったらもぉ…ボケボケでとても観られたものではなかったのだよ。
ハイビジョンTVの低価格化が急速に進んだこともあって、家庭のTVは、アナログ地上波の放送終了(2011年7月)を待たずに、あっという間にハイビジョンのフルHDに替わってしまう。そしてこれは、DVでの動画編集の画質を陳腐化させただけでなく、それまでのビデオカメラをあっという間に時代遅れにしてしまった。
これはビデオ編集パソコンには致命的だった。あれほど快適に使えてたビデオ編集用パソコンが、フルHDでの編集では激遅になった。(フルHDのビデオ編集以外は、すごく快適に動くのが恨めしい)仕方なくオレはビデオ編集用パソコンを新たに組み直したんだ。仕事柄、最新のOS環境が必要用だったことも理由だが、よしコレでしばらくはOK。…と、その時は思った。
ところがだよ。まさかと言うことが起きるんだ。Windowsの度重なるバージョンアップだ。
Windows XPの後期版(sp2)以降、ほぼ年ごとにOSの大きなバージョンがリリースされることになる。
バージョンアップするとHDDだ、メモリだ、グラフィックスボードだ…と、パソコンの性能が足りなくなってくるんだ。そして、いちばん酷かったバージョンアップがWindows Vistaだった。その動作要件は非常に高く、組み直したばかりのパソコンでもそのままでは追いつかない。メモリの倍増とCPUの交換とグラフィックボードのグレーソアップという、パーツの変更で、なんとか凌ぐことは出来たが、そうまでしないと今までのパソコンが使えないと言うのには正直な話、呆れた。本末転倒だ。「オレはビデオの編集がやりたいんだよ。」
結局オレはWindows7へのバージョンアップを機にビデオ編集が快適に動作するマシンを組んだ後、自作”パソコン”での性能を追求することを止めた。(多分、Windowsにつきあっていくのに疲れたんだな)
結果的にWindows7は非常に評価の高いOSとなり長く使われることになるんだ。そしてこのマシンも、一昨年までサブマシンとして現役で動いいたんだよ!
ちなみにWindows7に標準搭載されていた「ムービーメーカー」は非常に安定して動作し、1カメの簡単な編集であれば市販のソフトは要らないくらいに、よく出来たソフトだったことは付記しておきたい。
で、それからどうしたのって? Macを買ったんだわ。
はい、じゃぁ今日はこのへんまでにしようか…。
むかしね。動画編集は大変だったんだよっていうおはなし
第二夜
パソコンで、動画が扱えるようになったのは、Windows95が出てからしばらく経ってからだったなぁ。(Windows3.1の頃でも”可能ではあった”けど)でも、出来る事はCD-ROM等のコンテンツやVideo CDを観るするくらいしかたいして使い道は無かったと思う。
自分の撮った動画を扱える=ビデオ編集が出来るようになったのはいつ頃だったかと、ちょっと記録を見返してみたら1998年夏に組み立てた「自作パソコン2号」からだったようだ。
パソコンでのビデオ編集がなんとか実用的になってきたのは、ビデオカメラのテープが「8ミリビデオ」から「DVテープ」(厳密にはminiDV)に変わったことだろうか。でも、自分にとってはそれよりももっと大きなきっかけが。
子どもが生まれちゃったの😅
ビデオを撮る理由として、これ以上に大きな動機づけは無いよね。おかげで、1999年生まれの長男坊は産声の瞬間から、デジタル記録が残ってるんだな。
少し遡ろう。8ミリビデオと言うものが出来た。アナログ記録の小型のビデオテープだ。おかげでビデオカメラが小型化されて肩から下げる重たいデッキは、もう必要無くなった。でもビデオの編集方法は変わらず、ダビング方式しかない。ただこの頃は撮リ方も工夫するようになったので、最初から編集が少なくて済むよう意識して撮るようになったのよ。この時期はビデオ編集の出番は少なくなったなぁ。
ちなみに、ビデオカメラが普通になったこの頃でも、学生の自主製作映画等は、絶対に編集が必要なので、あえて8ミリフィルムで撮っていたのよね。ビデオでダビング編集すると画質が極端に落ちちゃう。それにビデオだと上映会で映写できないと言う理由でね。
Windows95ブームで突然”パソコン”が一般化。この頃から使えるものがどんどん出始めてきたな。一般化の恩恵だね。
まず、パソコンに装着できるビデオキャプチャボードというものが出現した。ビデオ動画をパソコンに取り込む機器だ。でも、個人で買えるものは画質の劣化が激しくてとても編集には使えない代物だったなぁ。(買う気は起きなかったなぁ)
オレが動画編集にパソコンを使い出したのはDVテープが出てからだ。デジタル記録の威力をモロに感じたね。”基本的”にパソコンに取り込んでも劣化せず、劣化を抑えてテープに書き戻せる。(当時の最終的な出力先はDVやVHSというテープだったからね。動画はTVで見るしか方法が無かったんだよ)
このDVテープでも当初はテープ一本まるごとの取り込みが基本だった。取り込んだ動画をパソコンで再生しながら「手動で」各シーンを切り分けていくの。これ、ホント大変だったのよ。マジ地獄だから。当然取り扱うファイルサイズが巨大になって高性能のパソコンでも悲鳴を上げるし。
そんなときビデオ編集製品のの決定版が発売されるんだ。動画の取り込み時にシーンごとに分割して取り込める機能が付いたカノープスのDV Raptor。DVキャプチャボードと簡単な編集ソフトがセットが発売されたんだ。ちょうどWindows98が出た直後だったと思う。
子どもの件もあって値段も見ずに飛びついた。(しばらくの間、お小遣いが大幅減額😭)
コレほんとすごかった。取り込みに時間はかかるけど、それは夜中に放っておけばコンピュータが自動でやってくれるから無問題。
編集の効率が格段に上がったよ。まさにパソコンらしい機能だと思った。
そしてパソコンでのビデオ編集のことを”ノンリニア編集”と言うようになったのはこの頃からだ。
むかしの編集方法は一方向のみで、始→終への一方通行。後から途中にシーンを割り込ませるなんて業務用機器を使わない限りできない。つまりリニアな編集だったわけね。デジタルビデオとパソコンのおかげで、ノンリニア編集という全く新しい自由な編集作業が出来るようになったんだ。
ちなみに、この頃に使っていた編集ソフトはDV Rapterに付属していた「MediaStudio」だったんだが、これがかなり不安定なソフトだったのよ。編集中はヒヤヒヤしながらで、小まめな保存を心がけてたな。そんなこともあってパソコンのビデオ編集環境を見直さないと…と思い始めたんだ。いやほんと、ビデオ編集は余計なお金がかかる…。
はい、じゃぁ今日はこのへんまでにしようか…。
《続く》