愛車の記録
最後に、18年間乗った愛車エスティマ。2007年7月22日〜2026年1月13日の記録をまとめておく。
車名:TOYOTA ESTIMA AERAS G-Edition
型式:DBA-ACR50W
エンジン:2.4L 2AZ-FE型
駆動方式:FF
総走行距離
- 17万7,553キロメートル
一日あたりの最長走行距離
- 1176.34キロメートル(2024年2月10日 )
ガソリン総給油量
- 19,361.6リットル
給油回数
- 404回
ガソリン代総合計
- 284万1,221円
燃費
- 平均:9.193km/L
- 最大:13.184km/L
- 最低:5.641km/L
キロメートルあたりの燃費平均
- 約16.01円/km
一日あたりのガソリン費用
- 約422円/日
ガソリン価格
- 最高値:198円/L(2023年12月)
- 最安値:94円/L(2009年2月)
- 平均値:147円/L
エンジンオイル メンテナンス(交換回数)
- 29回(オイル継ぎ足し追加も含む)
タイヤ交換回数
- 4回(合計40万円程度)
事故歴
重故障歴
- 2008年1月 オーバーヒートにて新品エンジンに交換
→ディーラーの半年点検時の整備ミスが原因(無償修理) - 2008年6月 ATオイル漏れ メーカー保証 無償修理
- 2025年10月 走行中エンジン停止 修理 ウォーターポンプ交換
- 2026年1月 出先でエンジン始動不可 修理断念
以上、クルマを維持する場合の費用の参考くらいにはなるでしょうか。18年半の記録をまとめてみました。
※これには、税金、車検代、任意保険費用は含まれません。

愛車エスティマとの最後の日々〜6 最終回
エンジンの修理費は50万円前後😭
修理後3ヶ月足らずで、またしても走行不能になったエスティマ。修理費は50〜60万円かかるというのは覚悟しないといけないらしい。
エスティマのエンジを外す場合、普通のクルマのように、上に吊しあげるのではなくて、下向きに下ろす構造だそうだ。そのため補記類や場合によっては足回りも外さないとダメかもしれないとのことで、普通より時間(工賃)がかかるらしい。また、エンジンの修理(オーバーホール)も交換も、載せ換え工数の占める割合も大きいことから、修理総額は、大きく変わらないだろうということも判った。
痛い。痛すぎる…。数日間、考えさせてもらうことにした。
ーーーー
高い費用をかけて修理するにしても、ごく近いうちに、別の維持費が発生することが予定されていた。それも合わせて考えないといけない。
- ワイパーゴムの交換
- タイヤの目がない(春までには交換する予定だった)
- ETCの交換(既に不調は発生している)
- そろそろバッテリーの交換時期
そして下記の箇所は、以前から軽微な不調があって、ころそろ交換あるいは修理をするというのは頭の中にあった。
- ワイパーブレード(ゴムではない)とモーターの交換
- オーディオのメインユニット(そろそろディスプレイオーディオに)
- 発電機(オルタネーター)の交換
- 発進時のCVTの繋がりが「ガックン」
- 電動スライドドア不調(たまに勝手に戻る)
- 随時補給が必要なエンジンオイル(オイル食い)
- 他にも、プラグ四本、ブッシュやリアゲートのアブソーバー等々
そして、なんと言っても大きいのは
- 今年は車検(あと5ヶ月後)
こんなことさえなければ、今年も普通に車検を通して最低でも2年、問題がなければもう一回車検を通して、あと4年は乗るつもりだったんだよ。(目指せ20万キロ!)
さらばエスティマ
3日間考えた結論は、修理断念。
修理費に加えて、直近で必要な維持費用を考えると、そのお金を新しいクルマの頭金にした方が良いとの判断だ。タイヤ四本と車検代だけでも25万円以上。それに修理費60万円として、あわせて85万円だ。それだけの金額ををかけても手元に残るのは18年モノで17万キロ超えという過走行の高年式なクルマなのだ。この金額は、程度さえ気にしなければ、ある程度の中古車を選ぶ事ができる金額になる。
単純な足し算引き算の問題。三日間も考えなくて、すぐに出せる結論ではあったけど、長く乗ってきたクルマだ。手放すという決断と気持ちの整理ができるまでに、それだけの時間が必要だったという事だ。

決断した翌日、修理屋さんに預けていたエスティマから使い慣れた装備を取り外した。スッキリした運転席。

18年間一緒に、通勤や旅行へと、移動を共にしてきたエスティマの運転席から眺める、最後の景色。もう、このハンドルを握ることはないんだな。
『おつかれさま』
愛車エスティマとの最後の日々〜5
最後の日々
クーラントのタンク内の汚れは、どう考えても変だ。アストロファージでもないかぎり、100℃近い水温で繁殖できる黒カビなどないと思う。何かが外から混入しているとしか思えない。よく見ると黒いものは液面に浮いているようにも見える。
運の悪いことに今日から3連休。修理屋さんはもちろん休み。この3連休は、エスティマにはフル稼働してもらうつもりなんだ。人とモノの搭載能力を活かして動いてもらう予定がびっしり入っている。まだちゃんと走ってくれてはいるが、念のためにペットボトルに水を入れてクルマに載せておくことにした。
そして、どこかからかクーラントが漏れているのであれば、水跡でも残っているはずと思い、クルマを動かす度に駐車場に跡が残ってないか確認する。その跡はない。駐車中に漏れて下側に落ちているのでは無さそうだ。ホースの継ぎ目もキレイなまま。
連休明けには、クルマ屋さんに見てもらおう。
そんなさなか。さらに、エンジンの始動に失敗する症状が出始めた。今までスタートボタンのワンプッシュで始動に失敗する事など滅多になかったのだ。それが数回に一度は始動に失敗するようになってしまった。セルは元気よく回るので再度プッシュすれば始動するのだが…出先で、それも人とモノを満載の時に”エンジンがかからない”なんてことが一度でもあると、マジに心臓に悪いよ。
さいわい、土日の予定は無事に終えられて、いい働きをしてくれたエスティマ。3連休最終日は、外出もせずゆっくり休んでもらった。(やはり水を持っていたのは正解で、帰る前に補充することになった。やはり減りが早い…)
それにしても、エンジン始動不良とクーラント異常減少の関連が判らない。家の駐車場でチェックしてみようと、エンジン始動。一発目、始動失敗。二発目、また失敗。三発目…で、やっと始動した。始動したものの、アイドリングが極端に低下〔500rpm)して、エンストしてしまった。再度始動は一発でかかったので、アクセルをあてて1000rpmくらいまで少し吹かしてあげる。少々ノッキング気味か?? 10秒ほどアクセルをあてておくとアイドリングは安定。エンジン停止後の再始動では一発でかかり、走行には支障は無い。だが、だんだん症状が重くなってきている気がする。
なんとなくだが、動き始めの時にエンジンパワーが落ちたか?という感触も出始め、違和感がどんどん大きくなってきた。
エスティマ、もうダメなのか?
走行不能
そして、ついにその時が…。
翌日。3連休明け。修理屋さんに行く前に買い物を済ませておこう。たぶん数日はクルマを預けることになる。出発前にクーラントを確認。やはり減っているが買い物くらいなら大丈夫だろう。昨日は5キロくらいしか走ってない。
今日は一発でエンジンがかかる。いい子だ。アクセルをあててエンストを防ぐ。今朝は寒い。排気ガスの白い水蒸気が目に付く。暖気は十分に。水温計が少し動くくらいに暖まったのを確認して発信。やはりエンジンの力なさを感じる。まぁ、近くのスーパーまでだから。
買い物を済ませ、運転席に乗り込んでシートを調整。左手でプッシュスタート。(エスティマは左側)シートベルトに手を伸ばす…と、いういつもの反射的な一連の動作だが、途中で引っかかる。
始動失敗。
またか。再度。また失敗? 再度。失敗?!…再度。失敗!!・・・・・^_^;
ブルン…と始動しそうな気配はあるものの、すぐに止まってしまう。だんだん焦ってくる。
何度かバッテリを休ませながら何十回プッシュスタートを押しただろうか。
10分くらい粘ってあきらめた。3ヶ月前の記憶が蘇る。
そして、ボンネットを開けてみて驚いた。クーラントのタンクが完全にカラになっているじゃないか!昨日FULLまで入れたばかりで大して走ってないぞ。今日だってたった2キロの走行だ!!
もうダメだ。

エンジンがかからない以上、修理屋さんに持っていくこともできない。何よりもスーパーの駐車場から出られないじゃないか。(さっそく冷食は返品させてもらった。冷勢冷静だろww)
2度目のロードアシストのお世話になることになった。(あぁっ保険さまっ)
修理屋さんに来てもらい、とりあえず修理工場まで移動して細かく確認することに。
冷却系のパイプやホースからは漏れはないようだ、詳しくは圧力試験をしないと判らないらしい。そしてエンジン周り。まず、バッテリの電圧は問題ない。そして点火プラグ。若干カブリはあるがスパークは正常。プラグの汚れが多少あるが気になるほどではない。4つある点火プラグをひとつずつ外していって、三番プラグを外したとき。
「あれ?」と、修理屋さんの声。「ちょっとセル回してみてー」
スタートスイッチを押す。
「うわぁ、判った判った。」
シリンダーからピンク色の水が「ドバドバッ」と噴き出したらしい。ピンク色の水=クーラントだ。なんと、エンジンがクーラントを”吸い込んでいた”んだ。減るはずだよ。そして、昨日のアイドリング中に”排気が白かった”のもこのせいだったんだ。
ガスケット抜けか、それともクラックが入ったか。いずれにしてもエンジンを下ろして分解してみないことには判らないらしい。かなり大がかりな修理になる。そして自分のクルマの場合『オイル食い』の症状もあることから、故障はガスケット抜けだけではない可能性もあるとの見立て。
エンジン交換になるとリビルド品でも50〜60万円。中古エンジンは若干安くはなるがエスティマの場合はお勧めしないとのこと。ガスケット交換などを含めたオーバーホールであっても50万円程度はかかるだろうと。
おぃおぃ。こないだの修理費も払ったばかりじゃん…😭
愛車エスティマとの最後の日々〜4
平穏な日々は突然終わりを告げる
修理後は、水温計に気を付けながら街乗り走行。500キロほど走って問題がないようなら、また車中泊しながら、どこかに遠出をしようなど、気楽に考えていた。気温が低い時にエンジン始動直後のアイドリングがまた少し低くなった気がするが、これは以前からたまに出る症状なので、特に気にはしていなかった。暖気が終われば安定する。
それ以外は特に大きな問題も無いまま、修理から2ヶ月も過ぎたころ。新年を迎えて1週間ほど経ったある日。出掛ける前にふと思い立って、久しぶりの点検。ボンネットを開けてオイルゲージを確認。ずいぶん前からオイル食いの症状は出ていたので1ヶ月ごとくらいには確認は欠かせない。自分のクルマの持病みたいなものだ。(走行が進んだエスティマでよくある症状らしい)オイルが減ったら下限になる前に補給することは以前からやっていたことだ、今日は、そのためのいつもの点検だ。
で、このとき気付いたんだ。
「あら?もしかしてクーラントが減ってる?」
イヤな予感。クーラントのリザーブタンク液量はFULLゲージの線まで入っていたハズで、修理直後もそうなっていたことを確認している。それが、今日はFULLのゲージより1cmくらい下だ。いつ減ったんだろう?と思いながらも、とりあえずゲージの線上限まで水を追加補給した。で、修理の時にお世話になった修理屋さんに電話。
「クーラントが微妙に減ってる気がする。」
「エアーが抜けたためかもしれないし、それかパイプの劣化で締め付けの金具が緩いのかもしれないので交換してみよう」とのこと。
修理屋さんが言うには修理の時にクーラントのホースを一度抜いているので、年季の入ったホースだと漏れることがあるという。確かに言うとおりホースの差し込み付近にクーラントが滲んだ跡がある。

後日締め付け金具を交換してもらった

念のために他に数カ所ある締め付け金具も交換。これで大丈夫だろう。そして次に漏れたらすぐに判るように周辺をキレイに洗浄しておいた。
修理屋さんによると、漏れが止まらない場合は”水漏れ修理剤”を注入する方法もあるとのことだ。クーラントの減りぐあいに気を配りながら、しばらく様子を見ることにした。
何か変
数日経ち、再びボンネットを覗くと…。ナンダコレ!またクーラントが減っている。今度は下限リミットギリギリまでも!! そのうえ、リザーブタンクの中に真っ黒い汚れが。おかしいぞ。ホースの継ぎ目から漏れているような形跡はないが、リザーブタンクの中が黒く汚れるなんて、初めてだ。(18年経っても中はキレイなままだった)

とりあえずFULLまで給水して、用事を済ませて帰宅後に確認した結果がコレ。たった15キロほど走っただけでこれ程減るとは😰 どこから漏れているのか。それとも単なる”漏れ”ではないのか?
《次回へ続く…》
愛車エスティマとの最後の日々〜3
翌朝
寝起きが悪い。旅行から帰ってきた次の日は、たいていスッキリ目覚めることが多いんだけど、今朝は違う。気が重い。もう9時過ぎやわ。ちょっと寝過ぎた。
レンタカーの担当から留守電が入っていた。折り返し連絡が欲しいとのこと。折り返して、修理屋さんの工場に配車してほしいと伝える。昼までには配車できるとのことなので、少し時間がある。遅い朝食を食べて出掛ける準備。はぁ〜とため息が出る。
ーーー
昼過ぎに修理屋さんに着くと、代車のレンタカーが届いていた。トヨタのアクア。ハイブリッド車だ。しばらくコイツでアレコレやるしかない。
で、エスティマの状況はというと…。
故障状況
ウォーターポンプの破損(ポンプの軸破損)このため、破損した軸受けからクーラントが抜けてしまったようだ。もちろんポンプは交換となる。駆動ベルトは軸受けが破損する過程で大きくダメージを受けており、交換が必要。たぶん軸受けの固着やひっかかりでカツカツ動いていた状況だったのだろうとのこと。「変な音しなかった??」と言われたものの、気がつかなかったとしか言えない。どうしてもう少し早く気づけなかったのか、返す返すもそれだけが残念。
ウォーターポンプの故障は、エスティマでもありがちと聞いていたから、故障箇所としては納得できる。考えないといけないのは、エンジンがダメージを受けていないかだ。たぶん大丈夫だろうという修理屋さんの見立てもあって、とりあえずウォーターポンプを交換した後でエンジンの様子を見ようと言うことになった。
エンジンに問題がないのであれば”修理しない”という選択肢はない。と、言うのも、エスティマは、私の荷物運びの際の使い勝手がよく、年季も入ってるために大きな荷物を積み下ろしすでも内装の傷付きに気を遣う必要が全くない。(と言える程度にくたびれている)そしてなによりも、いま売られているクルマに、同じような使い方ができるものが無いのだよ。

まぁ、だいたいこんなものを毎週運搬していますww
ポンプは新品に交換すると高くなるので、走行の行っていない中古で良いよということになった。まだまだ乗り続けたいとは思っていても17万キロ超えの車体だ。過剰なコストはかけたくない。部品交換が終わったら連絡をいただくことになった。
代車のアクアで一走り
せっかくの機会なので、修理を待っている間に代車のアクアで、少し遠出をしてみた。




せっかくなので800キロほどの道程で出掛けてみたが、案外イケる感じ。なんと言っても燃費がすごい。25km/Lくらいは走りそうで、エスティマの三倍近く燃費が良いことになる。さすがハイブリッド。
熊本の阿蘇、八代を巡ってきたのだが、今回はいつもの車中泊をするにはアクアでは狭すぎなので、普通のビジネスホテルを使うことにした。普段の旅行は、気の向くままの道程で動くことが多かったので、宿泊先のホテルが決まってるというのは、道程と時間に縛られるのがちょっと…。まぁ、普通のベッドで寝られるのも悪くはないかww
エスティマの復活
修理に預けてから12日後、修理屋さんから連絡が入る。修理が完了。エンジンにも問題がないようだとのこと。
代車のアクアにも乗り慣れてきていたので、もう少し乗っていたかった気もする。荷室が狭いので自分の使い方には合わないが、普段使いには悪くないクルマだ。(でもやっぱり狭いかな)
修理にはそこそこの費用はかかったが、まぁ納得出来る金額内に収まった。そこはまぁ、長い付き合いで。
その日の午後、エスティマを受け取りに行く。復活したエスティマは、キレイに洗車してもらえて、なんだか頼もしく見えた(気がした。)代車のアクアは修理屋さんまで取りに来てくれるとの事。引取費用も保険でまかなえるそうだ。別途返却に行く必要がなくなったのは、嬉しい誤算。(保険さまさまだ)
エスティマを引き取っての帰途は少し遠回り。うんやっぱりこの感触。18年も乗ってきただけに、クルマのクセもじぶんの身体に染みついている。あんな故障が起きた後だから、しばらくは優しく様子を見ながら乗ってあげないとな。
…と。それが、まさかこんなことになるとは、その時は考えもしなかった。
《次回へ続く…》
愛車エスティマとの最後の日々〜2
道路の真ん中で立ち往生
「タンクが空?! ウソやろ。」
既に真っ暗ななかでペンライトを頼りに、動けなくなったエスティマのボンネットをのぞき込んで悄然となった。クーラントのリザーブタンクが空っぽだ。旅行に出る前は”間違いなく”Fullレベルまで入っていたことを確認している。
これはダメだ…。とりあえず保険会社さんに電話をする。レッカー移動の特約入っていたかなぁ…。自分はJAFには入ってないんで、移動だけで数万円かかるぞ。
保険会社さんの窓口はすぐに電話に出てくれた。どうやら前回の更新時に特約を付加していたみたいで「ロードアシスト」が使えるとのこと。そしてレンタカーも15日間まで保険で借りられるらしい。これは助かる。少し安心した。
そういえば、長年付き合ってきた保険代理店の社長から勧められて『年季も入ってきたんで大して保険料が上がらないならお任せしますわ』とかなんとか言う会話をしたような気がする。
レッカーはいつものクルマ屋さんに頼むつもりで、レンタカーの手配のみお願いした。
電話でしゃべってる間も、怪訝な様子でたくさんのクルマがエスティマの横をゆっくりと通り過ぎていく。多少左に寄せられたとは言え、道路の真ん中だ。片側車線を完全に塞いでいる。
"ロードアシスト特約”を入れてた「オレ、エラい!」とか思って、少し不安が解消した気がした。
今度は修理屋さんに電話しなきゃ。
…と、その時、大型車がエスティマの横に止まった。
地獄で仏❗
横に止まったクルマは、なんと「え?レッカー車やん????」
いくら何でも早すぎる。たったいま保険会社さんとの電話を切たばかりだ。すると大型車の窓が開いて、若いお兄ちゃんが顔を出す。
「どうしました?」
「じつは斯く斯く然々で…」
「それは大変ですね。わたし修理工場やってます。別の案件のレッカー移動が終わって会社に帰ってるところなのですよ。良かったら運びましょうか?」と、名刺を差し出してきた。
すぐ近くの、整備工場らしい。『地獄で仏』とはこの事。クルマの修理はいつものクルマ屋さんに見てもらうことにしているんで、申し訳ないがレッカー移動だけをお願いすることにした。快く引き受けてくれて、保険会社とのやり取りも手慣れておりスムーズに。
「とりあえず、邪魔にならないところまでエスティマを寄せましょう」と言うことになって、二人で押す、押す、押す! やっと道路の真ん中から退避😓
レッカー移動の準備をしてもらう間に、自分はいつも頼んでる修理屋さんに連絡。時間外にもかかわらず電話に出てくれたのはありがたかった。とりあえず詳しく見ないことには修理を含めてどうなるか判らないとのことで、工場まで持っていくことになった。

レッカーに釣ってもらい修理屋さんまで移動する間、世間話。
「長く乗ってるようですね。どのくらい走ってるんですか?」と聞かれたんで
「17万5千キロ超えたところです。今日までたいした故障もなかったんで、20万キロは乗ってやるつもりなんですよ…🥺」と、私。
「この車使いやすいでしょ。私も以前乗ってたんです」とのこと。荷室が広く取れる割にシートがしっかりしていること、思ったより車内がウルサいこと、オイル食いのクセなど、等で盛り上がっちゃいました。

なんとか、修理屋さんに到着
明日、クルマの状況を詳しく見てくれることになった。今日は修理屋さんの代車で帰宅。リフレッシュ旅の最後で、まさかこんな事態になるとは…。
どっと疲れた。
《次回へ続く…》
愛車エスティマとの最後の日々
何が起きたのか
それは2025年10月半ばのある日。
4日間の車中泊の旅も今日でおしまい。帰途には久しぶりに「やまなみハイウェイ」を選んだ。わざわざ遠回りしたのは、せっかくなら紅葉のキレイな景色を見たかったというせいもある。今年の色づきはあまり良くなかったが、それでも秋らしい景色を堪能できたのは、今思えばエスティマとの最後のドライブとしては、本当に良かったとおもう。
自宅まではあと20キロほど。もう夕暮れが迫ってきて薄暗くなってきた頃だった。
信号機の無い道を気持ちよく走ってきて、本当にしばらくぶりに赤信号に引っかかっりそうだ。ゆっくりとスピードを落とす。
と、エンジンの感触がいつもと違う。
「?!」
と思った瞬間、エンジン異常の”黄色”い警告灯が点灯したのに気がついた。反射的に水温計に目をやるが特に異常は無い。(もしかすると、いつもより少し水温が高めだったかもしれない)
何か変だとは思ったものの、走行に問題は無さそう。明日にはクルマ屋さんに見てもらわなきゃいけないなと思いながら、そのまま走行を続ける。”黄色”の警告灯なので、直ちに走行を中止する必要は無いと判断した。(赤色の警告灯なら直ちに走行中止しただろう。)すると、間もなくエンジンの警告灯は消灯。一安心。このとき、エンジンが少し力なく感じた気もしたが、自宅までもう少しという事もあって、とにかく早く帰り着こうとしか考えられなかった。

クルマ屋さんに見せるつもりで写真を撮っていました
せめてこのときボンネットを開けていれば、早めに異常に気づけていたかもしれない。しかし長時間運転しっぱなしだったこともあり、暗くなる前に家に帰り着きたいということもあって、気がせいていたのかもしれない。もう後の祭りだ。
また赤信号に引っかかった。普通に停車…と、思ったら。こんどはなんと、アイドリングが保てずエンストしかかる!!
「こりゃいかん!!」
反射的にアクセルをあてながら、ハンドルを左に切って路肩に寄せようとしたが、あえなくエンスト。すぐにエンジン始動ボタンを押すが空しくセルが回るだけ。エンジンはかからない。ついに自走不能に陥ってしまった。
このとき水温計をみてビックリ!なんと水温計の針が”低温側”に振り切ってるじゃないか!!いつからだよ😰 エンジン停止直後のクーラントが冷え切ってるなんて、あり得ない!!

水温計が!!
何がどうなったかわからないまま、とりあえずクルマを降りて後続車に追い越していくように誘導。
ハザードを点灯させた後、三角表示板を取り出して十分に離れた後方に置く。
少し落ち着いてから、もう一度エンジン始動を試みたがやはりダメだ。どう考えても水温計の表示がおかしいし、エンジンがかからないのはどうしてなんだ?何か大きなダメージを受けてるのは間違いない。
とりあえずボンネットをのぞいてみよう。もうあたりは真っ暗になっていたが、小さなペンライトの明かりでも、すぐに気付いた。オルタネーターとウォーターポンプのベルトが毛羽だっていて、ダメージを受けている。
発電機の方はちゃんとベルトが掛かっているようだが、どうもウォーターポンプの方が怪しい。そしてなんと!クーラントのリザーブタンクが「カラ」になってる!!
「タンクが空? うそやろ…」
思わず声が出る。
《以下、次回に続く…》